脊柱管狭窄症

　脊柱管狭窄症が中々よくならない理由、それは 原因をしっかりと治療していないことです。

「シビレているから、シビレ止めのお薬を飲みましょう。」とか、「緩和のためにマッサージをしましょう。」と言われていませんか？これらは、一般的に行われている対処療法です。

　脊柱管が狭くなっている理由は、腰椎の動きが悪くなり、動かさないことによって血液循環が悪くなり栄養が行かなくなることです。 

骨に脊柱管という神経が通るためのスペースがあるのに、そこがなぜ狭くなるのかと言うと、腰の動きが減った為に、腰の骨を固定する為の靭帯が固く太くなってスペースを塞いでしまうのです。また、骨が変形しスペースを塞いでしまう場合もあります。

　このような、脊柱管狭窄症の根本的な原因である”神経の通りが悪くなっている”事を改善しないで、表にでている症状に対しての対症療法しかとられないので改善しないのです。腰椎の動きや、骨盤の動きを改善させ、狭窄部分の循環をよくする必要があるはずです。

実際、根本的な部分を改善していくには、体の状態はすぐには変わらないので、時間はかかります。
症状の変化が出るまでに３ヶ月以上かかることも珍しくありません。
なので対症療法が優先されてしまうというところもあります。

しかし、あなたが望むものは今少し楽になるだけの対症療法でしょうか。それとも時間はかかっても根本から治していくことでしょうか。

原因が何なのか、そこにさかのぼって行くのが改善する方法症状が落ち着くまでには、順序があります。

１.脊柱管狭窄症になっている原因を除去

脊柱管狭窄症の原因を一つづつなくしていきます。

座ることが多い、動かない、同じ動作が多いなどその人それぞれに脊柱管の原因を作っているものがありますので、ご本人も無意識に行ってしまっている原因を見つけ、それを改善していきます。

２.歩く力を回復させる

歩行をすることで、骨盤の動きが良くなり、骨盤の上に乗っている腰椎の動きも良くなります。血行もよくなり必要な栄養素が行きわたるように、なります。そうすることで、腰椎のリモデリング機能が高まり、神経部分の修復が早まります。しかし脊柱管狭窄症は歩行を難しくさせる病気です。

そこで特に体の土台となっている骨盤の動きを良くして、骨盤のバランスを整える事で、歩ける体を作って行きます。

左右の足の振り出しを整える事で、まっすぐ歩けるようにします。
骨盤のバランスをもとの位置に揃えてあげて、動かすことで左右差を無くしていきます。
正しく動ける状況をつくり、少しづつ歩いていくことでいい状態に整っていきます。

３．組織の修復を促す

歩く力を回復させ、関節を強化するトレーニングをすることでさらに回復力を高めます。

辛い症状をなんとかしたい、しびれ、痛みを取りたい、その気持ちは良くわかります。

でも、痛みをごまかすだけでは、根本治療にはなりません。

上記の３つをしっかりと行うことで、本来人間のもっている自己回復能力が機能するようになり、関節の働きは良くなります。

ただ、今歩くのが辛く１０m２０m歩くのが辛いというような機能が回復するまでには、時間はかかります。

早くて３ヶ月・・・長いと１年以上はかかります。

でも、時間がかかる症状だからこそ、1人で、良くするのは、非常に大変な事です。

症状が良くなるまでわたくしどもがフォローいたします。一緒に頑張っていきましょう。