はりを受けたあと、注意をした方が良い３つのポイント

　鍼灸治療後の長湯は要注意です。

入浴はしても大丈夫、問題ありません。
しかし、はりした後は全身の血の巡りが良くなっている状態です。その状態で、長時間お風呂に入ってしまうと、ふだんよりも早くのぼせやすくなってしまいます。

特に普段からお風呂でのぼせやすい方は要注意です。いつもより短めに入っていただくのをおすすめします。

　鍼灸治療をすると、体の修復の働きを強くしようとする反応が起こります。免疫機能の働きや血流が良くなった状態です。

　その時に、長時間お風呂に入った後のようなのぼせるようなだるさを感じる場合があります。
これは、自律神経のバランスが変化しているから。

　現代の多くの方は、治療前には交感神経が働き過ぎている緊張状態にあります。鍼灸施術を受けると、交感神経の働きが抑えられ、副交感神経が働きを取り戻し、リラックス状態になり、力が抜け、このように感じます。

　もしそうなった時には、水分をとってしっかり睡眠をとって下さい。
しっかり体が必要とする休養を取ることで
鍼灸治療の効果が2倍にも3倍にもなっていきます。

いかがでしたでしょうか？

初めての鍼治療で不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、鍼治療はお身体への負担が少なく、自然治癒力を高めるためにとても良い治療法です。
適切なアフターケアを行うことで、その効果を最大限に引き出すことができます。

是非一度施術を受けてみてください。