腰痛予防トレーニング　気を付けた方が良い3つのポイント

腰痛の予防のためにやったはずのトレーニングが、悪化させてしまう事も・・・

　普段から腰痛を予防するためにトレーニングを行う事はとても大切です。ただ、“昨日から腰がおかしい”、“1週間前から腰になんとなく違和感があったけどこの2日くらいでひどくなってしまった”。

そんな時に腰痛をひどくしないようにこのポイントに気をつけてみて下さい。

この記事はケアレッチ鍼灸院の大矢忠が解説しています。

　当院に来院される方から、「腰が痛かったから、運動をしたら余計に腰痛がひどくなった」という事を聞きます。

　これは、状態や症状によって一概には言えませんが、「腰が痛かった」という時に腰に炎症がある状態だったのです。炎症が起き始めているときに無理に動かしてしまうと、症状が悪化する場合があります。

ただ“腰の筋肉が固まっていて痛い場合”は動かすことで痛みが楽になる場合もあるので、その区別が難しいところです。

判断基準のひとつとしては、”ズキズキ痛む場合”は炎症が起きています。この場合運動すると症状がひどくなります。どうにかして痛みを楽にしたい気持ちはわかりますが、痛い時は無理をしない方がよいですね。

逆に、張るような感覚で重く感じる場合はまだ炎症はなく筋肉が固くなっている事が多く、軽く動かすことで改善する場合があります。

ただ、このような場合で炎症が起きる一歩手前の時に運動が強すぎると固くなった筋肉が微細に傷つき炎症になることがあるので、気を付ける必要があります。