〒252-0324 神奈川県相模原市南区相武台1-25-2 佐藤ビル1F
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「腰椎椎間板ヘルニアと診断されたのですが、鍼灸で痛みは改善されますか?」このようなお問合せを良くいただきます。
椎間板ヘルニアの痛みは強烈で、歩行するのも難しくなるほどの激痛があります。そして、ブロック注射や痛み止めのお薬もほぼ効果がない、という事もよくあります。
椎間板ヘルニアは、以前は手術をする事が多くありましたが、最近では排尿障害などがある場合を除いて手術をする事は少なくなっています。
これは、体がヘルニアを吸収して治る場合が多いことから、温存療法をとり、ブロック注射などで痛み止めをしながら治していこう。というように治療法が変わっているからです。
腰椎椎間板ヘルニアの温存療法を得意とするのが鍼灸治療です。手術が多く行われていた時代から、手術を避けたいという方に選ばれてきたのが鍼灸治療でした。
鍼灸治療でどの様に腰椎椎間板ヘルニアを治していくのか、お伝えしていきます。
椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にあって衝撃を吸収するクッションの役割をする”椎間板”が、何らかの原因で飛び出している状態です。
椎間板は、繊維状の軟骨の中にゼリー状の髄核があるロールケーキのような構造のクッションで、背骨と背骨の間にあることで背骨同士がぶつからず自然に動くようになっています。その椎間板の中心のゼリー状の部分(髄核)が、外に飛び出してしまうのが椎間板ヘルニアです。
背骨沿いに通っている神経をヘルニアが刺激してしまう事で激痛を感じます。ヘルニアの発症した場所によって刺激される神経が異なり、腰の痛みよりもお尻や足の痛みの方が強く出る場合もあります。
ヘルニアを発症する方は20代~40代と若い年代が多く、年齢と共にだんだんとヘルニアになる確率は低くなります。
腰椎椎間板ヘルニアはどうやって治っていくのでしょうか?
飛び出した椎間板の髄核が体に吸収されることで治っていきます。マクロファージ(食細胞)という免疫細胞が飛び出した髄核を食べてきれいにしてくれるのです。
ヘルニアが吸収されるまでに数ヵ月かかりますが、鍼灸治療を行いヘルニアの吸収を早めます。
①免疫細胞の働きを促進
鍼灸治療を行うとさまざまな免疫系の働きが高まることが証明されています。免疫系の細胞のひとつがマクロファージ(貪食細胞)です。鍼を打った箇所には血液中から免疫細胞が多く集まり、その働きが活発化していきます。
②神経の炎症を抑制する
鍼灸の目的の一つは神経の炎症を抑える事です。ヘルニアによる神経の炎症を抑え痛みを軽減していきます。
③筋肉の緊張を緩和、血流を改善する
血流を改善し、筋肉の緊張をとり痛みの悪循環を断ち切っていきます。
腰椎椎間板ヘルニアを発症される方は、もともと腰に負担が多く、腰痛を持っている方が大多数です。もともとの腰痛の痛みとヘルニアの神経症状の痛み・シビレが悪循環を引き起こすことを防ぎます。
一般的にお薬で起きるような重大な副作用はありませんが、鍼灸治療の副反応としてはだるさ、痒みの反応、内出血が起こる可能性があります。
①だるさ・眠気(鍼当たり)
鍼灸治療をすると、筋肉がほぐれ、柔らかくなること、血行が良くなるので、治療のあと一時的に体が重く感じたり、眠くなることがあります。
②かゆみの反応
フレアー現象という鍼を打ったところ鍼の周りの皮膚が赤く反応がでる現象があり、これ自体は血行がよくなっている事で鍼の反応としていいものですが、それに伴って痒みを感じる事があります。
お風呂に入って体が温まった時に痒くなるのと似ている現象です。
③内出血
内出血を起こす事があります。皮膚の下には毛細血管が張り巡らされています。その血管に鍼が当たってしまった場合、内出血を起こす事があります。できるだけ血管には当てないように施術をしていますが、100%防ぐのは難しいものです。長く残ることはほとんどなく、2週間ほどで消えていきます。
一言に鍼灸治療と言っても、鍼灸院により行う治療は様々です。今回は、ケアレッチ鍼灸治療院の鍼灸治療を一例として書かせて頂きます。
痛みの激しい間は、うつ伏せになることも難しいので、
ご本人の楽な姿勢で施術を行います。
背中や足が出やすい服にお着替えして頂き、施術を始めます。
全身を整える手足のツボに鍼をした後、背中、腰の鍼を打っていきます。
腰椎椎間板ヘルニアの高さに正確に鍼をする事が大切になっていきます。病院などで診断を受けられた方は、ぜひ何番目の腰椎の高さにヘルニアがあるのかお伝えください。
(直接、神経に鍼を打つのではなく、神経付近に鍼をすることで免疫系を刺激することと、神経の炎症の抑制を行っていきます。)
次に、腰の負担軽減のため、骨盤部分の動きが良くなるように鍼施術を行います。
腰椎椎間板ヘルニアの方は骨盤の特に仙腸関節の動きが悪くなっている方が多く、その負担がたまってヘルニアを発症していることがあります。骨盤部分の動きを改善し、神経の負担を減らし炎症の改善を早めます。
その後、症状が出ている神経沿いに鍼施術を行います。
この範囲は痛みと共に筋肉の緊張が強いことも多く、特に丁寧な刺鍼を行っていきます。
発症からの時間の経過、症状の出方に合わせて鍼灸治療の行い方も変わるので一例となりますが、この様に治療は進めていきます。
ケアレッチ鍼灸治療院 大矢 真帆
環境問題を学んでいた大学時代に股関節の手術の為に母が入院したことから健康の大切さを痛感すると共に、そのケア体験から人体に興味を持ち、大学卒業後、呉竹柔整鍼灸専門学校に入学。人の体と治療について学び、鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師の国家資格を取得。
ケアレッチ 鍼灸治療院
治療スタッフ 大矢 真帆(おおや まほ)
資格:鍼灸師 (国家資格)/ あんま指圧マッサージ師 (国家資格)
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